2019.03.11 00:33気・「もの」から「こころ」へ(Ⅱ) b5.様々なレベルの「気」 筆者自身が、「気」の質やレベルという問題に興味をもつようになったのは、医療気功で活躍するある気功師が主催する医療気功師養成のための講座(一週間合宿制)に参加したのがきっかけである。その気功師の放射する「気」を受けていると、多くの場合その「気」の波動に促されるようにして自然にからだが動き始める。いわゆる「自発功」である。その動きは、その人の病気を癒すためにもっとも適したものかもしれず、あるいはその人の心身の「しこり」を解くためにもっとも必要な動きなのかもしれない。個々の人によってかなりの差はあったが、合宿の3日目、4日目と経過するにしたがって次第に動きは大きくなり、さまざまな形で出るようになった。ときには激しい嗚咽や叫びを伴う...
2019.03.10 14:10気・「もの」から「こころ」へ(Ⅱ)a 気・「もの」から「こころ」へ(Ⅰ)では、「電気アレルギー」とよばれる人々が引き起こす驚くべき電磁気的な現象について語った。電気器具に触れるだけでそれを壊してしまったり、逆にはじき飛ばされたり、あるいは指先から閃光を発したりといった現象である。これらとかなり類似した現象は、一部の気功師たちも引き起こしており、「気」と電磁気的現象とが何かしらかかわりをもっていることを暗示している。今回は、「気」と電磁気とのかかわりをもう少し別の視点からさらに追及し、それと同時に気功師が発する「気」は、単なる電磁気的な現象としては捉えきれない様々なレベルに及んでいることを確認していこう。 1.皮膚の電気抵抗と「気」 周知のように中国医学では「気」の流...
2019.03.10 13:06気・「もの」から「こころ」へ(Ⅰ)b5.気功家の超能力 さて、こうした電気感受性人間の超能力やサイッキック能力に対して気功家の場合はどうであろうか。もちろん気功家の場合にも超能力やサイッキック能力を持つ例がかなり多く報告されている。よく知られているように中国では気功家の超能力のことを「特異功能」と呼び、国家の援助による研究も盛んとのことだ。したがって気功家の「特異功能」に関する報告にもこと欠かない。そのいくつかを紹介しよう。 「中国気功科学研究会」という国家機関の名誉理事である張恵民によると、浙江省の区漢栄と江波という二人の気功家は、相次いで重病にかかったが、気功の鍛練によって自分たちの病気を治したばかりでなく、ほかの人の病気を発見することもできるようになった。区漢栄は、患者の病気の部...
2019.03.09 08:41気・「もの」から「こころ」へ(Ⅰ)a 1.電気とそりの合わない人々 銀行に行けば必ず窓口の卓上コンピュータがおかしくなる。電気メーターに近づくだけで、そのメーターが急に速く回転しだす。スーパーマーケットに入って冷凍棚の近くを通れば、それだけでその冷凍装置が壊れてしまう。店ではたまらず彼女の出入りを禁止する。世の中には、こんなふうに電気機器とまったくそりの合わない人々が存在するらしい。 イギリスのサイエンス・ライターであり、オクスフォードで物理学を教えるマイケル・シャリスは『脱・電脳生活』(原題『ザ・エレクトリック・ショック・ブック』田中靖夫訳、工作舎)という本の中で、電気とうまく付き合えない「電気アレルギー」の人間たちの驚くべ...