この三者には一体、どんな関係があるのでしょうか。実は深い関係があるのです。
臨死体験者は、その体験後に生理的にも心理的にも様々な変化を経験することが多くの研究の成果から報告されています。その事後変化が三者を結びつけるカギなのです。
■臨死体験と気功
生理的な変化の代表としては、これまでの病気が直り、むしろ体験以前よりエネルギッシュになる、そして時には人の病気を癒す力まで身につけてしまうこともあるのです。この力は 、むかしから東洋で気として知られてきたエネルギーに近いものと思われます。つまり臨死体験者は気のエネルギーに目覚めることが多いらしいのです。また気功は一方で、「悟り」を目指す修行でもあります。
■臨死体験と瞑想
また、体験者が、体験後に心理的にプラスの方向に変化(成長)してしまうことが多いのもよく知られた事実です。そして時には、長年にわたって瞑想や座禅にとりくんできた修行者が得るのと同じような「悟り」に近い意識変化を起こす場合も多いのです。
■キーワードは、「悟り」
つまり、臨死体験と気功と瞑想は、目に見えない深いところでつながっているようなのです。この三者を結び付けるものは、「悟り」、あるいは心の成長。そこに注目し、三者を同時に探求することで、はかり知れず深い精神の世界への探求が可能になうような気がします。そして、人間の心の成長、魂の成長の秘密にせまることにもなると思うのです。
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